翻刻
にして猪の油にて錬り皿の上に置火にて温め
しか〳〵とする程にして紙よりの先に付てさ
い〳〵付る也其儘口あき痛とまる成るへし
川越腫物金瘡之血留薬
細川休斎秘伝之書
ごはつそう一匁きりん血(ケツ)五分 垣(カキ)結ひたる縄霜
にしてほうわう少右細末にして付る也
黄平散かたの付薬
大壁(ヲヽヘキ)粉にして五匁天花粉五匁角石二匁
びやくしん黒焼壱匁こはん五分白ぶん三分
右細末にして汁出は其儘付へし汁不出には
胡麻の油にて錬り合せ付る
水瘡之附薬
桧を霜にして一匁 枯礬(コバン)五分右細末にして付
へし胡麻の油にて解き付るもよし愈かぬる
ときは白ふん少し加へて附へし
莖瘡の薬
苦(ニガ)竹の虫糞一匁天花粉一匁こはん五分角石
五分朱三分白粉少右能く細末して瘡乾きたるには
金瘡(ソウ)の篇にある赤膏にてのべ付へし