翻刻
【上段】
【右頁】
右に曽我中村あり
かうづ【国府津】足がら越の道
酒匂かちわたり一色
小田原 《割書:四り|八丁》 《割書:六百廿一文|四百十四文|三百十一文》
右に城あり○ういらう
たゝき梅漬てうちん
左にあたミ道三枚橋
まんちう○?湯元ひき物
右に七隠?泉道 長興【𪥌】山
早雲寺かしの木さるすへり
てうし口?城見ず○はた
右に権現道湖水のはた
箱根 《割書:三リ|二十|八丁》 《割書:六百二十四文|四百十六文|三百十二文》
御関所○さんセう魚
ちうは?ら有○かぶと石
山中城跡○さゝワらに一杯
の墓右ににら山城跡
玉浪?見ゆる○つかはら
左に伊豆の田畑見ゆる
【左頁】
三島 《割書:一里|半》 《割書:九十五文|六十三文|四十八文》
右に三嶋明神社あり
千貫樋○伊豆相模○城
三しま暦出?○きせ川
沼津 《割書:一里|半》 《割書:八十八文|五十七文|四十四文》
江尻へ?七リの舟あり○ぬき
凡葱?□子出る○三まいはし
の城跡○千本の松はら
原 《割書:三里|六丁》 《割書:百七十四文|百十三文|八十四文》
右に興【𪥌】国寺の城跡あり
うき嶋○原○かしは原
かごゆき○大野新てん【新田】
冨士山の正面なり
吉原 《割書:ニ里|三十丁》 《割書:二百四文|百廿九文|百文》
右に善徳寺道酢の名物
右に冨士大宮口へ道あり
【下段】
【右頁】
平塚(ひらつか)も元(もと)の【濃】哀(あハれ)に
大磯(おほいそ)か蛙(かハづ)鳴(なく)なる小(を)
田原(だハら)ハ箱根(はこね)を越(こへ)て
伊豆之(いつの)海(うミ)三嶌(みしま)の
【左頁】
里(さと)の神楽(かぐら)きや宿(やど)ハ
沼津(ぬまづ)の菰(まこも)くさ
さらても原(はら)の露(つゆ)
はらふふしの?【農?】根(ね)