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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

三河国二葉松 - 翻刻

三河国二葉松 - ページ 116

ページ: 116

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【右丁】 《割書:紀行》 八橋や思ひわたりしふしの根を雲の わ(は)つかにけふ見つる哉 谷宗牧 《割書:同》  八橋にはる〳〵とまて三河なる花にはことをかきつはた哉 小堀宗甫    思ひ見てもあはれ跡なき八はしにかけてそしのふ遠きむかしを 清水谷実【實】成    八はしの春をやのこす杜若世をへたてゝも恋わたるかな 中院通茂     六々歌中第【見消ち「幾」】貳仙 風流千歳慕_レ幽-玄     世間一瞬皆陳迹 杜若 ̄ハ為_レ薪 澤 ̄ハ作_レ田 林道春     在五中将元薄情 当【當】時艶麗以_レ歌鳴     今尋_二遺蹟_一鉄炉【爐】歩 只有_二 三河杜若名_一 同作         三河国にて       杜若花に水ゆく川辺【邊】かな   宗祇法師 【左丁】         宮橋       此はしのうへにおもふことをちかひてうち渡らは何となく山も       ゆく様におほへて遙に過れは宮橋といふ所あり数双       のわたし板は朽て跡なし八本の柱は残て溝にあり       心のうちにむかしをたつねて言のはしに今をしるす 《割書:海道記》宮橋の残るはしらにことゝわん朽ていく世かたへわたりぬる 鴨長朝        花の瀧《割書:或八橋の花の滝也やつはしにいひかけたる詞也|名所方角抄八橋より三町ほと東に有》 《割書:夫木》 風わたる花を三河の八橋のくもてにかゝる滝のしら糸 慈鎮