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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

三河国二葉松 - 翻刻

三河国二葉松 - ページ 119

ページ: 119

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名歌 今よりは霞もさこそ立ぬらめ衣の里に春のきぬれば 同  立かへり猶見てゆかん桜はな衣の里ににほふさかりは    具氏         衣手の山 名所集に出たり 衣袖山共書 夫木 衣手の山の梺にたつ鹿のうらさひしきに暁の声       顕仲 懐中 きて見へんことを頼まんみにしあれは立そひぬへき衣手の山 《割書:よみ人|しらす》         宮路山《割書:宝飯郡赤坂郷に有|しかすかの渡よみ合》 【上欄】《割書:「此三首| 三揃ニ非ス」| 》 万葉 撃(ウチ)日(ヒ)刺(サス)宮(ミヤ)路(チヲ)行(ユク)丹(ニ)吾(アカ)裳(モ)破(ヤレス)玉( タマノ)緒(ヲノ)念(ヲモヒ)委(ステヽ)家(イヘニ)在(アラ)矣(マシヲ) 同十一 打(ウチ)日(ヒ)刺(サス)宮(ミヤ)道(チヲ)人(ヒトハ)雖(ミチ)満(ユ)行(ケト)吾( アカ)念(オモフ)公( キミハ)正(タヽ)一(ヒトリ)人(ノミ) 《割書:同上|旋頭| 》  内(ウチ)日(ヒ)左(サ)須(ス)宮(ミヤ)路(チ)尓(ニ)相(アヒ)之(シ)人(ヒト)妻(ツマ)姤( ユヘニ)玉(タマノ)緒(ヲ)之(ノ)念(ヲモヒ)乱(ミタレ)而(テ)宿(ヌル)四(ヨ)曽(ゾ)多(オホ)寸(キ) 後撰 君かあたり雲井に見つゝ宮路山打越ゆかん道もしらなしらなくに《割書:よみ人|しらす》       東よりのほりけるとて三河国宮路の山を十月(カンナツキ)       つこもりにすくるに紅葉また盛に見へけれは 玉葉 嵐こそ吹こまりけれ宮ち山また紅葉はのちらて残れる 藤原高標女    遠江守にて下り給ふとて宮路のやまたの    藤の花の盛なるを見てよめり 盧主 むらさきの雲と見するは宮路山なたかき藤の咲る也けり   為家 家集 名にしおはゝ遠からすしも宮路山こへん手向のぬさせよ君  《割書:よみ人|しらす》 六帖 水鳥の浮て心のまとふ哉みやちの池に年はへぬれと     同 《割書:十六夜 |日記》 待けりなむかしも恋し宮路山おなししくれのめくりあふ世を 阿仏女 同  しくれふり染るちしほのはてにまたもみちの錦いろかわるまて 同