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矢作里 《割書:碧海郡矢矧里有|まのゝ林の竹景物に出》
《割書:名寄|》 思はすや矢矧の里のうかれ妻せなにもおわぬ人なとゝめそ 鴨長明
《割書:夫木|》 軍見て矢橋の浦のあれはこそ宿をたてつゝ人はいるらめ 同
《割書:新六|帖》 梓弓やはきの里のかは桜はなにのみ居る我こゝろかな 為家
《割書:同|》 狩人のやはきに今夜やとりなは明る日やわたらん豊河のなみ 衣笠内大臣
《割書:名前|方角》 長居せす心していよ梓弓やはきのか/わ(は)の鷺の一村 よみ人しらす
《割書:名寄|》 やはき川上野にたてるかは桜いつかもきはにならんとすらん 親隆
《割書:身延|紀行》 浮世には又ひかれしと梓弓やはきの橋にかき付て見む 深/草(くさ)元政
岡崎の城主やはきの宿まて送り出ぬ
《割書:紀行|》 ものゝふのやはきか宿にいるよりも猶たのみある人こゝろ哉 小堀宗甫
城主返し
ものゝふのやはきか宿にいるゆみもおしてかへれはかひやなからん 田中吉政
矢作の里にて桜をよめる
しるけしな霞へたてぬ桜花矢作の里ににほふ春風 遊行聖人
やはき河を渡るとてよめる
ときてをけにかわの国のやはき川まていとみつをつくるはかりに 細川幽斎
森々白刃是昆吾 波 ̄ハ激 ̄ス河辺千万夫
恩賜旌旗如_二日色_一 東隅雖_レ得失_二桑榆_一 林道春
真野ゝ林 《割書:近江の真野也|》
《割書:夫木|》 夕されは真野ゝ林に風吹てやは/き(せ)のさと/に(そ)夏は涼しき 仲正