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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

三河国二葉松 - 翻刻

三河国二葉松 - ページ 126

ページ: 126

翻刻

        峯野ゝ原               ■       豊河を立て野くれ里くれはる〳〵と過れは峯野々原       と云所あり日野ゝ草の露より出て若木の枝にのほら       す雲は峯の松風にはれて山のいろ天とひとつに       染たり遠望の感心情つきかたし 《割書:海道|記》 山のはは露より底にうつもれて野すゑの草にあくるしのゝめ 鴨長明 《割書:名寄|》 鶉ふすみねのゝ原を朝行はいらこか崎わ【「は」とあるところ】たつ鳴わたる     同         みね野ゝ寺       本歌不見         老津島 《割書:渥美郡浦村より続きたる|州崎を云》       三河におひつ島といふ州崎にむかひてわらはへの       浦といふ入海のおかしきを口すさひによめり 《割書:名寄|》 老津島しまもる神やいさむらん波もさわがすわら■(は)べの浦 紫式部         童郡の浦 《割書:渥美郡笠島の麓【「梺」は「麓」の意の国字】今浦村と云|》