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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

三河国二葉松 - 翻刻

三河国二葉松 - ページ 129

ページ: 129

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        赤坂       家光公御上洛吉田御泊り赤坂御通の時御道記に    草枕露けき宿を立出て夜はほの〳〵と赤坂の空       近衛太閤基熙公赤坂御止宿にて    赤坂と聞つる里はもみちして夕日かゝやく名にや有けん 夫木 秋来てぞ見るへかりける赤坂の紅葉の色も月の光も      盛忠 同  外山なる花はさなから赤坂の名をあらはして咲つゝし哉    藤原為相 同  赤坂をすみのほる夜の月かけに光りをそふる玉笹の露     為忠朝臣    白妙の雪も埋ぬ赤坂や名に咲花のつゝしならまし       澤庵和尚    言の葉にむかし覚へて折に逢ふ名も赤坂につゝし咲ころ    同         吉田    馬かえて又まくさかふたよりよしたのもゝちかしやどのわたりに 近衛殿三木    我里のさとの名にしてなつかしく/き(よ)しやみやこの吉田ならねと 小野通女    おもひやるけふは都の神まつりこゝを吉田の里と聞にも    烏丸光広    夢とてもよしや吉田の里ならんさめてうつゝもうき旅の道   小堀宗甫         題吉田    行々何日窮 相送数州風 馬過暁霜上    竜横道路中 川流無画夜 人物有西東            羅字道春    一枕還郷夢 家書久不通    吉田昔日戦攻場 一旦功成洪祚長    行客憑誰誇子産 勝於溱洧不橋梁              林春斎