Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション5

BnF. Département des Manuscrits. Smith-Lesouëf Japonais 177 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Smith-Lesouëf Japonais 177 (2) - ページ 10

ページ: 10

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【右丁】 くはうゐんおしむへしとき人をまたさる ことはりひまゆくこまのあしはやみ【注】つなが ぬ月日かさなりてみこととこよのくに におはします事きのふけふとは申 せともみちとせになるはほともなし やをよろつの神たちこれをうれへな げき給ひつゝとこよのくにへ御むかひを つかはされけりすなはち御つかひはかい中 にすみ給ふあとべのいそらをつかはされ けりいそらしんちよく【神勅=神のおつげ】をかうふりとこ よのくにゝまいりてこのよしをかくと 申けれはみこと大きにおとろき 給ひてやかてこのいそらとともにくわん 【隙行く駒の足早み=壁の隙間に見る馬はたちまち過ぎ去ることの意から、月日の早く過ぎ去ることのたとえ】 【左丁】 ぎよ【環御】なるへきよしきこえけれはわだ つみをはしめたてまつりもろ〳〵の かいじんたち御なこりをおしみたて まつる事なのめならず中にもみことの さいあいし給ふとよたまひめはおりし も御くはいにんのもなかなりければ こゝにて御さんのひもをもとかせ給ひ てたいらかならんを御らんしたゝこそと ちゝはゝこゝろもとなくおもひ給へは いろ〳〵にとゝめさせ給へともわかくにの あまつ日つき【天つ日嗣=皇位】はおろそかならぬ事 なりとてかのとよたまひめをもあひ ぐし【相具し=同行する】かへらせ給ひけりひうがのくに