翻刻
【右丁】
みやさきのこほりうと【鵜戸(うど)】のゝ【「の」が重複か】いはや【岩屋 注】につき給ふ
やをよろづの神たちみことをはいしたて
まつりよろこひのかくらをそうし給ひけり
すなはちみことのみこのかみほこふりのみことへ
くだんのつりばりを返し給ひつゝおそろ
しき事をのたまひけれは大きにおそれ
給ふとかやさてもとよたまひめは御くわい
にんの月日もみちけれはいそき御さんや
をまうけらるへしとてうとのいはやのかたはら
にあらたに御さんやをつくらるむかしは
ひはだ【檜皮】なんといふものもいまたなかりしかは
うへをはうのは【鵜の羽】をもつてふきおほはんとこゝ
かしこよりうのはをたつねもとめけるとかや
【注 宮崎県日南市宮浦の地名。日向灘に臨む岩窟内の鵜戸神宮がある】
【左丁 絵画 文字無し】