翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

飛た間違矢口噂 2巻 - 翻刻

飛た間違矢口噂 2巻 - ページ 8

ページ: 8

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【右丁上】 おみねはしやうばいにかゝりなか〳〵いまははりしことも ならずちうやひまなきゆへとうでうちにゐて【遠出、(六蔵は)うちに居て】 つくりみかきのかたてまに六蔵はしごとをおぼへ 一日したてものにかゝりゐけり かゝあが うちに ゐては くふことが ならず 又たん〳〵さむ そらにむかふ      から ちと   わた入 ものゝ   したく      を せねはならぬ てんきが   よくは  あしたは   かみでも    あらおふす 【左丁上、ここから別の場面】 そのゝち六蔵はきん所より しばゐけんふつに【芝居見物】さそわれゆき しがいぜんとはかはりてかみかたち をつくりみがき いるいはくろき にそでにもみ うらのそて口 からみへるへに 入のかゞもん ちつとばかり すそつぎ をして一寸 五分ほと引 つるやうにしたて おびはふうつうの はゞひろそでづ きんにてかほを かくしさもいやうしく【異様しく? いやらしく?】いで たちける ゑゝいやうしい【異様しい? いやらしい?】ゑゝかとおもつ てなんのまねだばか〳〵 しいるすにはさけの 四五升もあれはなんにも いりませぬ      そんならよく      るすをたのむよ         いつてきませう 又るすにきん所のかみさまたちや  むすめこどもをよひ入まいよ   どふでしまいにはろくな事もてきぬ                 ものだ