翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂流一件上書 - 翻刻

漂流一件上書 - ページ 13

ページ: 13

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流寄候ニ付天之あたへと歓取上ケ船打建ニ相掛り 候処船打立方存候者壱人も無之候ニ付菰ニ而 船形仕立夫を手本いたし長三尺程に木ニて 拵釘打方等/試(コヽロミ)夫より地所見立小舟打建に 相掛り候得とも寄木を当ニ仕立候ゆへ別而 はかとり不申三年余掛り漸々成就仕候処 右船打建候場所ゟ浜辺之方難所ニ而 容易ニ船おろしかたく夫ゟ道普請ニ 取掛り土を持岩間を切り道を付候に数日 相掛り漸々道普請出来尤人歩夥敷掛り 候得共夫食相働候参年ニ者相掛り候ゆへ 人歩相分り不申候尚又右手本船江書置 添岩穴之内ニ入置重而漂着之者も有之 候ハヽ力ニも可相成哉と在嶋中之様子夫 食等小舟相建出帆之様子委敷書置申候 夫ゟ日和を見合出帆可仕与船中飯米当ヲ