東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

竹取物語 - 翻刻

竹取物語 - ページ 25

ページ: 25

翻刻

いかゝはそむくへきとの給ふたつのくひの玉 とりにとて出したて給ふ此人々の道のかてく ひものに殿の内のけ【ママ】ぬわたせになとある限取 出してつかはす此人々とも帰るまていもゐを して我はをらん此玉とりえては家に帰りくな との給はせたりをの〳〵仰承て罷りぬ龍の首 のたま取得すは帰りくなとの給へはいつちも 〳〵あしのむきたらんかたへいなんすかゝるす き事をし給ふ事とそしりあへり給はせたる 物をの〳〵わけつゝ取或はをのか家にこもり 居或はをのかゆかまほしき所へいぬ親君と 申共かくつきなき事をおほせ給ふ事とこ とゆかぬ物ゆへ大納言をそしりあひたりかくや ひめすへんにはれいやうにはみにくしとのた まひてうるはしき家をつくり給ひてうるしを ぬりまき絵して返し給ひて屋の上にはいと をそめて色々ふかせてうち〳〵のしつらひに はいふへくもあらぬあやをり物にゑをかきて まことはりたりもとのめともはかくやひめを かならすあはんまうけしてひとり明しくらし 給ひつかはしゝ人はよるひるまちたまふに 年こゆるまてをともせす心もとなかりていと