東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

竹取物語 - 翻刻

竹取物語 - ページ 35

ページ: 35

翻刻

の人の身をいたつらになしてあはさるかくや ひめはいかはかりの女そとまかりて見てまい れとの給ふふさこ承てまかれりたけとりの家 に畏てしやうじいれてあへり女に内侍の給ひ 仰事にかくやひめのうちいうにおはすなり能 見てまいるへきよしの給はせつるになん参り つるといへはさらはかく申侍らんといひて入 ぬかくやひめにはやかの御使にたいめんし給 へといへはかくやひめよきかたちにもあらすい かてか見ゆへきといへはうたてものたまふかな 御門の御使をはいかてかをろかにせんといへは かくやひめのこたふるやう御門のめしてのた まはん事かしこし共おもはすといひてさらに 見ゆへくもあらすむめる子のやうにあれと いと心はつかしけにをろそかなるやうにいひ けれは心のまゝにもえせめすないしのもとに 帰り出て口おしくこのおさなきものはこはく 侍る者にてたいめんすましきと申ないしか ならす見奉りてまいれと仰こと有つる物を見 奉らてはいかてか帰り参らん国王の仰事を まさに世に住給はん人の承たまはてありなん やいはれぬことなし給ひそとことははちしく