東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

竹取物語 - 翻刻

竹取物語 - ページ 39

ページ: 39

翻刻

家に入給ふて見給に光みちてけうらにてゐた る人有是ならんとおほしてにけて入袖をとら へ給へはおもてをふたきて候へとはしめよく御 らんしされはたくひなくめてたく覚えさせ 給ひてゆるさしとすとてゐておはしまさんと するにかくやひめこたへてそうすををのか身は 此国に生て侍らはこそつかひ給はめいとゐて おはしまし難くや侍らんとそうす御門なとか さあらむなをゐておはしまさんとて御こしを よせ給ふに此かくやひめきとかけに成ぬはか なくくちおしとおほしてけにたゝ人にはあら さりけることおほしてさらは御ともにはゐてい かしもとの御かたちとなり給ひねそれを見て たにかえりなんと仰らるれはかくやひめもとの かたちに成ぬ御門猶めてたくおほしめさるゝ 事せきとめかたしかく見せつる宮つこ丸を よろこひ給ふさて仕まつる百くはん人々ある しいかめしうつかうまかるみかとかくやひめ をとゝめて帰給はん事をあかす口おしくおほ しけれと玉しゐをとゝめたる心ちしてなんかへ らせ給ひける御こしに奉て後にかくや姫に   帰るさのみゆき物うくおもほえて