東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

竹取物語 - 翻刻

竹取物語 - ページ 8

ページ: 8

翻刻

かはすれ共かひなしと思へとも霜月極月の ふりこほりみな月のてりはたゝくにもさはら すきたり此人々あるときは竹とりをよひ出し てむすめを我にたへとふしおかみ手をすりの 給へ をのかなさぬ子なれは心にもしたかえ すとなんいはく月日ををくるかゝれは此人々 家にかへて物を思ひいのりをしくはんを立 おもひやむへくもあらすさり共つゐに男あは せさらむやはと思ひてたのみをかけたりあな かちに心さしを見えありくこれを見つけてお きなかくやひめにいふやう御身はほとけへんけの 人と申なからこれ程おほきさまてやしなひ 奉る心さしをろかならすおきなの申さん事 きゝ給ひてんやといへはかくやひめ何事をか のたまはんことは承らさらむへんけの物にて 侍けん身ともしらすおやとこそおもひ奉れと いふおきなうれしくもの給ふものかなといふお きな年七十にあまりぬけふともあすともし らす此世の人は男は女にあふ事をす女は男 にあふことをす其後なん門ひろくもなり 侍るいかてかさる事なくてはおはせんかく やひめのいはくなんてうさる事かし侍らん