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四季献立集 - 翻刻

四季献立集 - ページ 35

ページ: 35

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【右丁】 一柚こふ柚子(ゆず)の皮をさとうに二三日/漬置(つけおき)柚子(ゆず)  みそのごとく詰(つめ)るなり 一/作(つく)り山もゝ白みそに葛(くず)と白(しろ)ざとう交(ませ)山もゝ  のかたちに拵(こしら)へ紅(べに)いらこ【注】をつけ南天(なんてん)の葉(は)をさす也 一/巻酢蕪(まきすかぶ)大赤蕪(おほあかかぶ)小口にうすく切り酢(す)に塩(しほ)少し  くわへ漬(つ)け巻(ま)くなり    丼(どんぶり)之部 一/和(やわ)らか煮鮑(にあはひ)白みそ汁(じる)薄(うす)くして大根(だいこん)おろし  入れ煮(に)る也 一さき赤(あか)ゑい赤(あか)ゑいを大切にして煮染(にしめ)身(み)ば  かりをさき盛合(もりあわ)する也 【左丁】 一/平目鉄炮和(ひらめてつほうあ)へ平目(ひらめ)才切(さいぎり)にして赤(あか)みそにて和(あへ)る也 一/二葉焼茄子(ふたばやきなす)なす軸付(ぢくつき)に切り竪(たて)弐(ふた)ッ割(わり)にして  皮(かわ)へかゝらぬやうに筋(すじ)を入れむして金網(かなあみ)にかけ  たまりを入れて焼(や)き花がつほをかける也 一おくれ小茄子(こなす)九月ころの花落(はなおち)なり 一/唐煮(とうに)みり【かヵ】んみりんにさとうを入れ甘(うま)く煮(にる)也    さしみ之部 一/昼夜作(ちうやつく)りなよし名吉(なよし)を三/枚(まい)におろし皮(かわ)を  去り壱枚は皮(かわ)の方より作(つく)り壱枚は身(み)の方より  作(つく)る事也 一/地紙蓮根(ぢがみれんこん)れんこんをにしめて小口よりうすく 【注 澱粉を蒸して乾燥させ、粉砕後着色して煎ったもの】