東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 11

ページ: 11

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【頭書・右丁】 おもひのたまとは じゆずのことをいふ おもはゆしとは  はづかしきことをいふ おゝよすけは   おとなしきこと おいらくは    老人の事 おだまきは    女のうむへそ也  ○わの部 わがせとは    つまのこと わくらはとは   まれなること わらはやみは   おこり病ひ わなゝくとは   ふるふ事 わすれぐさは   わするゝこと  ○かの部 かはたけとは   うきふししげきをいふ かたわれぶねとは よるかたなきをいふ かたみぐさは   なつかしきこと かたわれ月とは  七日八日ころの月をいふ 【頭書・左丁】 かほよばなは   かきつばた かたおもひとは  われは思へども人のおもはぬ事 かたしろとは   人の形のこと かねごととは   かねてやくそくしたることをいふ かぞいろとは   父母の事 かつらの花とは  月のひかりのことをいふ  ○よの部 よるべとは    たのむえんあることをいふ よすがとは    たよりの事 よわたる月とは  よもすがらの月をいふ  ○たの部 たまのをとは   命のこと たらちをとは   父の事 たらちめとは   はゝのこと又たらちねとも云 【本文・右丁】   ○宿下(やとさが)りを訪(と)ふ文   返〳〵此ほとは堺町(さかひてう) 一筆(ひとふで)申上まいらせ候承(うけたまは)り候へば   ことのほかおもしろきよし お亀(かめ)さま御事御 宿下(やとおり)に   みな〳〵申おり候ちと〳〵 御入遊はし候 由 嘸々(さぞ〳〵)御 賑々敷(にぎ〳〵しく)   おかめさま御つれあそはし 御まへさまにも数(かず)〳〵御 悦(よろこび)と 【本文・左丁】   御とも申度存上まいらせ候 存あけまいらせ候こなた事も         めてたくかしく ひさ〳〵御めもしいたし 《振り仮名:不_レ申|もふさず》候まゝ後程(のちほど)上(あが)り申 べくと存おりまいらせ候 此(この)一折(ひとをり) 御はもしには候へ共御 目(め)に