東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 16

ページ: 16

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【頭書・右丁】 あはびとは    片おもひを云 あまつ神とは   天神七代 あだし人とは   こゝろさしかならぬ人の事 あだくらべとは  たがひにあだなる中 あづま人とは   東の人 あまぎるとは   雲のきれたることをいふ あからめもせすとは よそめをせぬ事 あを人ぐさとは  いきとしいける衆生の事 あさゐとは    あさねのこと あなかしことは  あらおそろしきといふこと あしかきとは   ちかきこと  ○さの部 さをしかとは   鹿の事 さゝがにとは   くものこと さゝれ水とは   少しの水 【頭書・左丁】 さゞれいしとは  ちいさき石 さらなりとは   いふにおよばぬといふ事 さがなきとは   あしき事 さかしたつ人と  かしこだてする人なり さゝめごととは  さゝやくこと さやけきとは   月のさえたることをいふ さかしらとは   さまたぐること さばかりとは   これほどゝいふ事 さいまつるとは  人をもとく事をいふ さみとり月とは  正月のこと さり〳〵とは   がつてんすること  ○きの部 きりたつ人とは  とほくゆく人のこと きりにすむ鳥は  ほうわう きぬ〴〵とは   わかれのこと 【本文・右丁】 外(ほか)より貰(もら)ひ候まゝ御 目(め)に かけまいらせ候御 慮(りよ)もしなから 御かもしさまへもよく〳〵 御つたへ御ねがひ上まいらせ候      めて度 可祝(かしく) 【本文・左丁】   ○盆(ぼん)の文(ふみ)   返(かへす)〳〵も此ほとは富(とみ)太郎へ御 いまだ暑(あつ)さもさりやらず候へども   念(ねん)もじの御ことつてなし みな〳〵さま弥(いよ〳〵)御 障(さはり)なふ   下されやま〳〵有がたく 御 凌(しのぎ)候はんと山々御めて度   御うれしくそんし上まいらせ候 御 嬉(うれ)しく存あげまいらせ候