東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 19

ページ: 19

翻刻

【頭書・右丁】 赤(あか) 紅染(べにそめ) 茜(あかね)染 緋色(ひいろ) 蘓枋(すはう)【蘇芳ヵ】 桃色(もゝいろ) 薄紅梅(うすかうばい) 葡萄色(とびいろ)【えびいろヵ・又は鳶色ヵ】 騮色(くりいろ)【栗色ヵ】 紫(むらさき) 藤色(ふぢいろ) 柿(かき) 薄柿(うすがき) 大和柿(やまとがき) 桔梗(きゝやう) 鴇色(ときいろ) 藍藤(あいふぢ) 白(しろ) 素褐(しろちや) 兼防(けんばう)【憲法ヵ】 黒(くろ) 灰色(ねづみいろ) 藍鼠(あいねづみ) 檳榔子(びんろうじ) 瑠璃紺(るりこん) 筑波鼠(つくばねづみ) 煤竹(すゝたけ) 其外当世さま〴〵の 染色あり少しづゝの ちがひにて其名かはれり 【頭書・左丁】 しかれどもみな青黄 赤白黒の五色より出    【正色せいしょく】 たるものなり右の内 かんしきとて紫くり色   【間色かんしょく】 もえぎ茶色鼠いろ これを外の五色といふ いづれも此門より出たる也 [畳紙(たとふかみ)折形(をりかた)の図(づ)]【四角枠で囲み】 たとふかみをりかた品々 ありそのものによつて おの〳〵かたちいろ〳〵 かはりありこゝにその あらましをしるす猶 その品々によりくふう してわかたよろしき せいしかたあるべし 【本文・右丁】 おし計(はかり)まいらせ候 扨(さて)は兼々(かね〳〵) 申上候通 乗物町(のりものてう)藤間(ふぢま) よし参(まい)り候まゝお恵(ゑ)みさま 御つれ夕(ゆふ)かたより御出(おんいて) 被成(なされ)候やうねんじ上まいらせ候かしく 【本文・左丁】   ○重陽(てうやう)の文   かへす〳〵久々御 無(ふ)さたいたし 気ふし【けふし=今日】の御 寿(ことふき)菊(きく)の齢(よはひ)   まいらせ候さためて御子さま方 諸(もろ)とも御いわゐ申上   さそ〳〵御 成人(せいじん)なさるへくと まいらせ候また〳〵遠方(えんほう)より   御めてたくそんし 貰(もら)ひ候まゝ木(き)の子(こ)少々