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【頭書・右丁】
おすべし半はいむ事
なりたきものゝ時は灰
をおすに銀葉(ぎんよう)をしき
そのまゝ置(おく)べし請取(うけとり)
わたしの事左の手に
香炉(かうろ)をすへ右の手を
そへて渡(わた)すなり請取
やうも同前(どうぜん)にこゝろえ
べし但(たゞ)し貴人より
たまはらば右の手を左
の下へかさねてきくべし
[食事(しよくじ)しつけかた]【四角枠で囲み】
本膳(ほんぜん)出候前に座配(ざはい)
おの〳〵まづ左右へ
一 礼(れい)してその人の位(くらい)
【頭書・左丁】
相応(さうおう)に次第(しだい)すべし
およそ座(ざ)につくには
位(くらい)の高下(かうけ)をもつて座
をさだむるなれは辞義(じぎ)
に及ばずといへども女
は格別(かくへつ)なり上客(しやうきやく)ほど
叮嚀(ていねい)に末座(まつざ)へ会釈(ゑしやく)
あるべし位なき人の
座席(ざせき)には長幼(ちやうよう)を以
てさだむるなれば猶
厚(あつ)く辞義(じぎ)して定(さだ)む
べし
○給仕(きうじ)のもの膳(ぜん)をすへ
る時 中(ちう)にて取一 礼(れい)
すべし
○上客 箸(はし)をあぐる時
【本文・右丁】
まづは文(ふみ)して御 悔(くやみ)申上
まいらせ候御 用(よう)も御ざ候はゝ何事(なにごと)
にても御 遠慮(ゑんりよ)なく仰下(おほせくだ)
され候やう御 願(ねかひ)申上まいらせ候以上
○仏事(ぶつし)申 遣(つかは)す文
【本文・左丁】
きのふは御 使(つかひ)下されことさら
仏(ほとけ)かたへ何寄(なにより)之 品(しな)送(をく)り
下され万々(まん〳〵)有(あり)がたくそんし
上まいらせ候さては明日
麁末(そまつ)の非時(ひじ)さし上 度(たく)候まゝ