東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 33

ページ: 33

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【頭書・右丁】 おすべし半はいむ事 なりたきものゝ時は灰 をおすに銀葉(ぎんよう)をしき そのまゝ置(おく)べし請取(うけとり) わたしの事左の手に 香炉(かうろ)をすへ右の手を そへて渡(わた)すなり請取 やうも同前(どうぜん)にこゝろえ べし但(たゞ)し貴人より たまはらば右の手を左 の下へかさねてきくべし [食事(しよくじ)しつけかた]【四角枠で囲み】 本膳(ほんぜん)出候前に座配(ざはい) おの〳〵まづ左右へ 一 礼(れい)してその人の位(くらい) 【頭書・左丁】 相応(さうおう)に次第(しだい)すべし およそ座(ざ)につくには 位(くらい)の高下(かうけ)をもつて座 をさだむるなれは辞義(じぎ) に及ばずといへども女 は格別(かくへつ)なり上客(しやうきやく)ほど 叮嚀(ていねい)に末座(まつざ)へ会釈(ゑしやく) あるべし位なき人の 座席(ざせき)には長幼(ちやうよう)を以 てさだむるなれば猶 厚(あつ)く辞義(じぎ)して定(さだ)む べし ○給仕(きうじ)のもの膳(ぜん)をすへ る時 中(ちう)にて取一 礼(れい) すべし ○上客 箸(はし)をあぐる時 【本文・右丁】 まづは文(ふみ)して御 悔(くやみ)申上 まいらせ候御 用(よう)も御ざ候はゝ何事(なにごと) にても御 遠慮(ゑんりよ)なく仰下(おほせくだ) され候やう御 願(ねかひ)申上まいらせ候以上   ○仏事(ぶつし)申 遣(つかは)す文 【本文・左丁】 きのふは御 使(つかひ)下されことさら 仏(ほとけ)かたへ何寄(なにより)之 品(しな)送(をく)り 下され万々(まん〳〵)有(あり)がたくそんし 上まいらせ候さては明日 麁末(そまつ)の非時(ひじ)さし上 度(たく)候まゝ