東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 34

ページ: 34

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【頭書・右丁】 相伴(しやうばん)其外も亭主(ていしゆ)に 一礼して箸(はし)をあぐべし ○箸をとるはさかさまに とり右の手の無名指(むみやうし)と 小指(こゆび)とのあひだをはさみ 大ゆびと人さし指(ゆび)と 中指と三ッの指(ゆび)にて 飯椀(めしわん)のふたをとり左の 手へわたし又 汁(しる)わんの ふたを取めしわんのふた の上へかさねて膳(ぜん)の右の かたはらに置(おく)べし引 おとしの《振り仮名:飣椀|さいわん》のふたは 喰(く)ふ時ひらきてよし 引おとしは本膳(ほんぜん)の一二の 膳(ぜん)につかずして只 膳(ぜん)の 【頭書・左丁】 わきへひくをいふなり 先 飯(めし)わんを左の手 にてあげてはしを順(じゆん)に 取なほし一はし二 ̄タはし めしをくひて下におき 左の手にて汁(しる)わんを あげて汁の実(み)をくひ 汁を吸(す)ひ実(み)を喰(くひ)て それより本膳のさいを くふべし本膳のさい 二ッあらば左りの方の菜(さい) より喰(く)ふべし若(もし)香(かう)の 物左りにあらば右の方 より喰ふべし飯(めし)汁(しる) 飣(さい)と順(じゆん)にくふべし ○二の膳(ぜん)三のぜんの時は 【本文・右丁】 御 夫婦(ふうふ)さま御 揃(そろひ)御 入(いり)下 され候やう御 願(ねかひ)申しあけ まゐらせ候 何(なに)も御めもし の節(ふし)と申 残(のこ)しまいらせ候以上   ○火事(くはし)見舞(みまひ)の文 【本文・左丁】 今朝(けさ)ほと承(うけたまは)り候へは其(その)御 許(もと)さま 御 近火(きんくわ)のよしさて〳〵御さわぎ なされ候はんとおどろき入まいらせ候 去(さり)ながら何の御 障(さはり)もなふ 皆々様(みな〳〵さま)御 機嫌(きげん)よふ入せられ候