東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 36

ページ: 36

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【頭書・右丁】 しかし婦人(ふじん)はいづれも両 手にもちたるがよし ○吸物(すひもの)出すにきうじの ものわが右におかば箸 を取ながら右の手にて そのふたを取すぐに其 手にて椀(わん)をあげ左の 手にうつすべしもし 左手におかば左にて取 すぐにふたをひらき椀 をあぐべし箸の取直(とりなほ)し やう引汁の所にて見 合せしるべし吸ものは てうしの出るを見合せて くふべしまつ実(み)をくひ 汁を二口ほとすひて 【頭書・左丁】 その後(のち)は心にまかすべし 引汁は箸をさかさまに 取直し無名指(むみやうし)小指 両指にてにぎり大指 人さしゆび中の指にて 椀を取あげ右の手に うつし先汁をすひ後 に箸をもとのごとくに 順(じゆん)にとり直(なほ)して実(み)を くふべし下におくには 又右の手にうつして おくべし ○婦人(ふじん)は猶さらの事 にてものごと尋常(じんじやう)に飯(めし) も大ぐちにくふべからず 汁(しる)はくちおと高(たか)く長(なが)く 【本文・右丁】 御 事(こと)まづ〳〵御 恙(つゝが)なふ何より 御めてたく存上まいらせ候御 見廻(みまひ) まで早々(さう〳〵)申上まいらせ候かしく   ○疱瘡(ほうそう)酒湯(さかゆ)悦(よろこひ)の文   かへす〳〵こなた母事(はゝこと)も 御あねさま御事御 疱瘡(ほうさう) 【本文・左丁】   よろしく御よろこひ 御 軽(かろ)く御ひたちなされ御さゝゆの   申上候やう申付まいらせ候 御 祝(いは)ひとて赤飯(せきはん)御おくり        めてたくかしく 被_レ 下 有(あり)かたく御めてたく存上まいらせ候 こなたよりはろく〳〵御 見舞(みまひ)も 不_二申上さて〳〵申わけなく