東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 41

ページ: 41

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【頭書・右丁】 たつて客座の三尺ほど こなたにひざまづき左の 手をつき右の手に盆(ぼん)を 持て差出し飯椀を とりて飯鉢(めしばち)のある所へ もどり飯椀ぼんにのせ たるまゝ下に置両手にて 飯鉢のふたを取下座の 方へあおむけて置飯椀 の糸底(いとぞこ)を左の手にて もち右にて杓子(しやくし)を取 二杓子半にもるべしさて 飯椀を右へ持直し糸 ぞこをもちて客へ差 いだすなり又飯鉢を直(すぐ) に客の前へもち出して 【頭書・左丁】 右のごとくし飯(めし)をもること もあり中輩(ちうはい)は此 格(かく)にて よろし ○汁(しる)のかよひの事 客 汁をかゆる時汁椀を盆(ぼん) にて取て下におきその 汁椀のふたを取て打きせ たつべし汁をかへて来る とき客の前にひざまづき ふたをとりて盆のふちに うつむけ置差出すなり 客汁椀をとらば又盆 を下に置盆にある汁 椀のふたをとりて客の おきたるものと所へなを してたつなり 【本文・右丁】 御 怡(よろこひ)とさつし上まいらせ候 誠(まこと)に 麁末(そまつ)之 品(しな)には御座候へとも 御 産着(うぶぎ)一かさねしんし上まいらせ候 幾久敷(いくひさしく)御 祝(いは)ひ納(おさ)め下さるべく候 めて度かしく 【本文・左丁】   ○餞別(せんべつ)の文 弥(いよ〳〵)御 替(かはり)なふ御くらしのよし 何よりもうへなふ御めて度存上まいらせ候 さては徳入(とくにう)さま御事 上(かみ)がたへ 御出のよし明日御 立(たち)との御事