東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 42

ページ: 42

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【頭書・右丁】 ○二の膳(ぜん)三の膳 向(むか)ふ附 の順(じゆん)は本ぜんの右へ二の 膳(ぜん)左り三の膳向ふづけは 本膳の少し右のかたへ すゑおくべし菓子又 ひきもの出る時本ぜんの 向ふ左りのかたへすゆる也 ○酌(しやく)とりやうてうし持  出下にすはりてうしの口 を左の方へむけて我前(わがまへ)へ おき客の盃(さかづき)とりたる時に 立て客の前少し下座 の方へひざまづき右の手 にててうしのつるひたりの 手にててうしのふたを おさへてつぐべし酒(さけ)つぎ 【頭書・左丁】 たらばまたもとの座(ざ)へ もとりて扣(ひか)ゆべし ○肴(さかな)挟む事右の手 にはしを取左の手を添(そへ) てはしをそろへさかなを はさみ差出すべし客 一 礼(れい)するならばこなたも 慎(つゝし)んで一礼すべし台(だい) 引物(びきもの)は客の吸物椀(すひものわん)の ふたをとりてもり出す べしすべて給仕(きうじ)は座 敷(しき)の敷居一ツへだてゝ 次にあるべしされども 客 同輩(どうはい)よりはやはり その間(ま)の下座にあるべし 猶 委(くはし)くは師伝(しでん)を受(うく)べし 【本文・右丁】 嘸(さぞ)かし御 取込(とりこみ)御いそもしさまと 存上まいらせ候 左様(さやう)候得はこなた 有合(ありあわせ)候まゝ国府(こくぶ)多葉粉(たばこ) 一 包(つゝみ)御おくり上まいらせ候こなた松兵衛(まつひやうへ)事 御 見(み)たても申上たく候得共 【頭書・左丁】 折柄(をりから)御 屋敷方(やしきかた)御用(ごよう)多(おほ)く それゆへ其御 断(ことはり)御 怡(よろこひ)ながら こなたより申上候 様(やう)申付まいらせ候 頓(やが)て御めでたく御かへりのほどを 御 待(まち)申上候まゝ此よしよろしく