東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 51

ページ: 51

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【頭書・右丁】 向(む)けうつはものに水を 入て星(ほし)の影(かげ)をうつして をがむ竹(たけ)を七尺に切(きり)て 左右にたてそのさきに 糸(いと)を七すぢ願(ねが)ひの糸(いと) とてかくるなり又 香(かう)を 炷(た)き琴(こと)を■【弾】じてま つるなり [四季(しき)之(の)曲(きよく)并(ならびに)序(じよ)]【四角枠で囲み】 花(はな)の春(はる)たつあした には日かけくもらで にほやかに人の心(こゝろ) ■【裳】おのづからのび らかなるぞ四方山(よもやま) 【頭書・左丁】  春(はる) 春(はる)は梅(うめ)にうぐ ひすやどしや藤(ふぢ)に 山吹(やまぶき)さくらがざす みや人は花にこゝ ろをうつせり  夏(なつ) 夏(なつ)はうのはなたち ばなあやめはちす なでしこ風(かぜ)ふけば すゝしくて水(みづ)に こゝろうつせり  秋(あき) 秌(あき)はもみぢに鹿(しか)の 【本文・右丁】 此ほどは御 疎々敷(うと〳〵しく)存上まいらせ候 さてはせんもじの金子(きんす)きのふまて 御 約束(やくそく)御ざ候ゆへ御まち申 上候得共御さたなく誠(まこと)に〳〵 こなた事(こと)こまり入まいらせ候 【本文・左丁】 竹右衛門(たけゑもん)へかくし候て御 内々(ない〳〵) 御かし申候事 故(ゆへ)だん〳〵 のび〳〵になり候てはこなた 心づかひ御すいもじ下さるへく候 是非(ぜひ)〳〵此 使(つかひ)のものへ御 渡(わた)し