東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 59

ページ: 59

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【頭書・右丁】 ○糸(いと)の名手まへを 巾(きん)といふ次を為(ゐ)と いふ其次を斗(と)といふ それより次第に十九 八七六五四三二一なり おさゆる糸は四七八九 なりひきならひには おさへずしてもくるし からず地(ぢ)のきはに墨(すみ) つけおくべし ○三味線(さみせん)のひきはじ めは文禄(ぶんろく)の頃(ころ)石村(いしむら) けんぎやうといふ法師(ほうし) 琵琶(びわ)を■【忠ヵ】し三味 線をつくりたり ○習(なら)ひやう能(よく)弾(ひ)く 【頭書・左丁】 人の撥(ばち)のもちやう ゆびづかひ色(いろ)の付やう 見るべしばちは手の 内かるく持べし力(ちから)を 入るればはやき事に ばちまはらずぎしつき 糸の音色(ねいろ)出ざるなり 糸をおさゆるゆびは つよくかゞめ爪にて 糸をおさゆべし其 心がけにてしぜんと ねいろ出るなり ○琵琶(びわ)は長さ三尺五寸 四すぢ下よりさかさま にひくを琵(ひ)といふ上 より順(じゆん)にひくを琶(わ)と 【本文・右丁】 文(ふみ)のとりかはしにも 筆(ふだ)かなはねばぶん しやうもふつゝかさに 先(さき)にて打寄(うちより)わらひ 草(ぐさ)となることそほゐ なけれめしつかふ 【本文・左丁】 下々さへものなど能(よく) 書(かき)ぬればそだちの ほどのおもはれて げにくしく覚(おぼ)ゆる ものなり扨(さて)また 縁(えん)にもつきて後(のち)