翻刻
【頭書・右丁】
緞子(どんす) 光絹(はぶたへ) 紬(つむぎ)
兜羅綿(とろめん) 絨(びろうど) 七綿(しゆちん)
八綿(しゆす) 縑(かとり) 柳條絹(しまぎぬ)
印美布(さらさそめ) 西洋布(かなきん)
素紬(りうもん) 太布(たふ) 幅(の)
纈(かのこ) 羅紗(らしや) 羅背板(らせいた)
纊(あらわた) 縕(ふるわた) 絮(つゝみわた)
■■(もめん) 斑枝美(はんや) 単皮(たび)
草履(ざうり) 雪踏(せつた) 履(ほくり)
鼻緒(はなを)
右織物類の字也
【頭書・左丁】
機(はた) 布機(ゑもはた) 滕(ちきり)
《振り仮名:■框|をさかまち》【筬框ヵ】 升(よこ) 綜(へ)
筟(くだ) 繀(くだいと) 榎(いのつめ)
臥機(くつひき) 杼(ひ) 筬(をさ)
篗(わく) 柅(わくのえ) 鍼(はり)
㧺(ゆびぬき) ■■(へそ)【績纏ヵ】 紡車(いとぐるま)
紡錘(つむ) 績桶(をごけ) 綿筒(あめ)
撹車(わたくり) 撥拊(まいは) 裁刀(ものたち)
搗碪(きぬた) 硟(きぬまき) 杵(きね)
綿弓(わたゆみ) 尺(ものさし) 笥(ふみほこ)
文匣(ぶんとう) 硯箱(すゞりばこ) 水滴(みづいれ)
【本文・右丁】
書(がき)のやうにてわが
おもはくとたがふ事
あれば心(こゝろ)の程(ほど)はつう
ぜずしてよめ
かぬるゆへ里(さと)にて気(き)
つかはする事(こと)あり
【本文・左丁】
よみ書しては年(とし)へて
ひさしき事も
記置(しるしおき)ぬれば忘(わす)れず
遠(とを)き国(くに)のおとづれ
をも互(たかひ)に問(とひ)きゝ
またよの中の楽(たのし)み