翻刻
【頭書・右丁】
案(つくえ) 剪刀(はさみ) 穵子(みゝかき)
削刀(こがたな) 剃刀(かみそり) 箸(はし)
盒(じきろう) 盤(さら) 礠盆(さはち)
浅仔(まるぼん) 篩(ふるひ) 烟盆(たばこぼん)
烟筒(きせる) 食案(ぜん) 行厨(べんとう)
酒鐺(かんなべ) 《振り仮名:𬐜仔|ちよく》 巵(さかづき)
茶匙(さじ) 箒(はうき) 《振り仮名:衣𨥇|たんす》
匜(はんざう) 椸(いかう) 櫛匣(くしばこ)
衣籠(つゞら) 屏風(びやうぶ) 畳紙(たとふがみ)
○化粧道具(けしやうどうぐ)
紅(べに) 白粉(おしろい) 櫛(くし)
【頭書・左丁】
眉墨(まゆずみ) 眉掃(まゆはき) 鏡(かゞみ)
三櫛(みつぐし) 筋立(すぢたて) 笄(かうがい)
簪(かんざし) 尺長(たけなが) 髷結(まけゆはひ)
水引(みつひき) 油(あふら) 元結(もとゆひ)
鉄醤(かね)【漿】 洗粉(あらひこ) 糠袋(ぬかぶくろ)
[小児之薬法(せうにのやくほう)]【四角枠で囲み】
○小児 生(うま)れて乳(ち)を
のまざるには葱(ねぶか)の
白(しろ)みを壱寸に切(きり)て
乳を少し加(くは)へせん
じて用ゆべし
○小児生れて大小
【本文・右丁】
悲(かな)しみいにしへの
事までをもわきまへ
しる事みな是(これ)もの
かく徳(とく)なれや【也ヵ】む
かし名女(めいぢよ)たちの
源氏(けんじ)いせものがたり
【本文・左丁】
ゑいぐわ物がたりを
かけるも物かく事が
もとぞかしむかし
より世上(せじやう)にてもの
かゝぬをは目(め)の
見えぬにひとしと