東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

頭書萬用婦人手紙之文言 - 翻刻

頭書萬用婦人手紙之文言 - ページ 63

ページ: 63

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【頭書・右丁】 便通(べんつう)ぜさ【ママ】るには 婦人(ふじん)口をよく洗(あら)ひ てその児(こ)の心(むね)と両の 手のうらと両の足(あし) のうらを精出(せいだ)して すふべし ○小児うまれて産(うぶ) 声(こゑ)出ぬには塩(しほ)を臍(ほそ) の中にぬり灸(きう)をし 人参(にんじん)をせんじて 用ゆべし ○小児の軟癤(なつぶし)出(いづ) るには苦参(くしん)をせんじ あらふべしそのあと には胡麻(ごま)をこまかに よくすりてつけべし 【頭書・左丁】 ○小児の丹毒(はやくさ)には 鶏卵(たまご)のしろみにて 赤小豆(あづき)の粉(こ)をとき ぬるべし ○小児の夜啼(よなき)する には女の歯(は)につくる 五倍子(こぶし)をかねにて こねて臍(ほそ)にぬるべし ○小児の舌(した)に粟粒(あはつぶ) のごときものできたる には赤小豆(あづき)を粉(こ)に してぬるべしまた 寒(かん)の紅(へに)もよし [一生涯(いつしやうがい)の祝事(しうじ)]【四角枠で囲み】 夫人 生(うま)れて七日目を 【本文・右丁】 たれしもいふ事 なりたとえば盲(めしい) たる人のあまたの 医師(ゐし)に見せても いづれの医師(ゐし)も りやうじかなはぬと 【本文・左丁】 いふてもまた上手(じやうす) ありといへばもしかと おもふこゝろから 幾人(いくたり)にも見するは 眼(め)のあきたさの余(あまり) にて病人(びやうにん)の