翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

紅葉集 - 翻刻

紅葉集 - ページ 19

ページ: 19

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小倉山     葉形切込多く十二きざみ 【挿絵】      あるとて十二ひとへと号 【挿絵内歌】      といへども数に多少       定家卿   ありてそれにかぎ   おくら山      らずたゞ紅葉の    しくるゝころの  品々うつくしく色      朝な〳〵   をかざりていみじき   きのふはうすき   もやうをよぶるる     四方のもみち  べし〽今ひと         葉   たびのみゆき             またなんとは            貞信公のなかめとかや 高雄(たかを)  葉は春の出葉よりして山楓也 【挿絵】秋の色を賞せりかの地は紅葉       の名所にしていろ〳〵にながめなし        錦をさらすと詠し山姫の         染るとよみ蜀錦(シヨクキン)にたとへ         錦城居(キンシヤウキヨ)とながめせしも 高倉院   にくからず紅葉のさま〳〵他にすぐ 御哥   れたり是はこれ此山の種とぞ  うす霧の立まふ山の紅葉ばは   さやかならねとそれと見へけり