デジタルアーカイブ福井の資料を翻刻

コレクション: 松平文庫

温古集 三巻 - 翻刻

温古集 三巻 - ページ 102

ページ: 102

翻刻

   田辺平学大力之事 いつ頃の事ニ哉田辺家世代之内大強力ありて 江戸詰之節浅草観音へ参詣せしに其辺の 寺に釣鐘の供養ありて境内夫々之 桟敷を掛備物寄進之品々飾り立官吏 を初世話方之者厳重ニ詰切境内ハ参詣 人立錐の透間なく近隣屋根迄も見物 群集鐘楼ニハ数多の車力仕事師火方 之者大勢夫々之法被手拭等を揃音頭を 唄ひ一統同音金剛力を出し鐘を持上ヶ