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【右丁】
さふ人もさはなりけらししかありてなしますけ
七十年のころたまのかとへにからふりをかけ世をゆ
つる葉の色もかへす陰しけり行としなみをかけ
てもありぬころ衣手はうらやすくにのうらやま
さらんや
安永未の春むつきはしめ
源満尭のふる
【左丁】
寄花祝 本多方救 本多修理
さくら木の八十年をふれと春ことに老せぬ花の色そのとけき
僧 白嶺 正満寺
やそとせの花さく宿のあるしこそことしを千世のはしめとはせむ
鰐渕幸保 鰐渕茂左衛門
かはらしな八十年の春をふることに千代をかさねむ花の色香は
高畑信好 李八郎
萬代の春をためしに桜花おなし色香は君そ見るへき
久連松義安 猪吉
代々へてもふりせぬやとの桜花やそしのはるをいくかへり見む