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コレクション: 松平文庫

温古集 三巻 - 翻刻

温古集 三巻 - ページ 78

ページ: 78

翻刻

おもひかね山路わけいる人にのみ 良載  きけとや峰に鳴ほとゝきす 平本作由右衛門     夏月 おほろけに見し月かけもいつの間に  ひかりすゝしき夏は来にけり     庭夏竹 庭もせに何夏草のしけるらん  友嶌  はなちかふてふ駒もあらなくに 渥美新左衛門 神無月そめし木葉の降そひて  道生 しくれもいろに出るころかな 三崎玉雲 いつのまに秋はいにけむ初霜の 從彦 今朝おきそめて冬は来にけり    行路雪 あし引の山路の雪にあとつけて   尚事  人よりさきにこゆるあさ朝かせ  心源    浦松 大君のいてまし所浦さひて     友嶌  いくよ経ぬらん住の江の松