翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

手品伝授 - 翻刻

手品伝授 - ページ 5

ページ: 5

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【右丁上段】 うき文字の伝 白さゝきをさいまつにし めうはんせう〳〵【少々】入れみづ にてときかみにひき かわかぬうちに文字を かきて水へ うかせのち かみをやうし【楊枝】 にて下へ ぬきとれは 文字は 其まゝ うくなり 茶わんの水氷の伝 うす板を丸くきり ふちにやゆの油をびん 付あふらに ませ板のふちに ぬり付 ほんのうらに ぬらし付置 手はやく茶 わんに入れ うつむける なり 【右丁中段】 活花木の葉留【葉留、花留は活け花を盆に立てる技法】 松やにを 火にて あふり鉄ひやう【鉄鋲】に付 是を皿へつけ其上に木の はをさし花をさすなり 銭を 水にうか せるでん せにの うらを あらとにて うすくすりて 白らうを ぬるなり 【右丁下段】 はしらに茶わんをつる伝 つのごとくはさみ かねをこしらへ ちやわんをはさみ はしらへさし いけ花にて はさみかねを かくすへし こはん水のりの伝 こはんの四方に白らうと 角いしをひきがいるのあふらにて ねりぬるへし水たかくもり あかる也もつともひきのあぶら わるけれは上りかねるもの也 よく〳〵きんみすへし 四方引出しの伝 づのことく 箱は四ツに こしらへ是を くみ合せば 四方へ引出し あくなり 【左丁上段】 なはつぎの伝 中をきる とみせ て はちを きる也 つのこ とくの わにして 其中をさらすべし つくとみせて種を かくすなり   此ところゆび   にてかくす 紙を餅(もち)また くりにする でん くりにてもまん ちうにても 中をくりぬき うろにて置 かみのしたに かくしもち かみをまるめ ながらうろへ引こむ也 【左丁中段】 茶わん碁石とり こいしちやわんのうちに なくなるはつのことく ちやわん のうちに かみにて かくしをはり あいにてもやうを かきあはせるなり 子持だるまのでん むそうそこぬけはこに 入れかずの子だるまを とりいだ し 見せる なり   たるまのうし   ろにあなを切   ぬき入れ   おくなり 【左丁下段】 とくり水上のでん とくりの口より下まてほそき 竹を入水の出口をべつにちい さくあなをあけ 上よりいきを ふき入れは水上る也 かみかんなべのでん こんにやく玉をのりにして せんがのかみへぬりかはかして つくるべしさけのかんまたは ものをにるに用ひてこける ことなしつねにくわいちう してちようはうなり 玉子にものをのせるでん だいに釘を玉子なりに まけて打其上に 玉子のからを かぶせ其上に 引うすにても 大石にてものせる也