翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

手品伝授 - 翻刻

手品伝授 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

【右丁一段目】 箱より長竹を出すてん 葉つきの あを竹の枝を はりかね にてつなき△ △あはせ ふし〳〵をたゝき つぶししほみつに ひたしたくめかみにつゝみ 竹のはしよりたん〳〵といたし たる時は二けんも三けんも 竹出る也まことにめを おとろかすめい ほうなり 茶わんを切る伝 金剛砂を のこきりに つけて きるへし くらやみにて文字を よむでん せんかうの火にて よむときは めうなり 【右丁二段目】 夏雪の伝 むくろしのかわを 粉にしてぬか袋に 入水につけ置くだて【管で】 ふくべし 千まいとうしの伝 からすのちをとり 丹はん少し入れて かくなり 【右丁三段目】 小刀にて 天水をとる伝 かみに水をしめし 右の耳に はさみ おき さて茶わんと 小刀をもち右のひちへ 小刀をあてる此時耳の間 のかみをとり小刀に持 そへ水をしほり出す也 さしきのなかにて 玉子おのれと うこく伝 玉子を すいからにして中へ水を つめほそきとせうを 五六匹入れ穴をふさき ざしきへ持出しおけば 玉子はしぜんところけ あるくもの也 【右丁四段目】 ちやわんをたもとに つけるでん やうしにてもはしにても ちやわんのふち一はいにをり てかねてたもとに入をき これにてうちよりはり 木をかいて【支いて】あくる【あぐる】也此 かくにてのうれん にもつく也 銭を麻にてくゝり 火にやきてきれぬてん ほそきを口にてぬらし よくしほをぬり銭一文 くゝりともし火にて やく也を火になりても ちきれぬこと きめうなり 【左丁】       ぎせい豆腐の伝 一 生(なま)のとうふ能々/煮抜(にぬき)くづしざるに上け水を切て味(み)りんと醤(しやう)   油(ゆ)にて味を付また角鍋(かくなべ)へ胡麻(ごま)の油を引右/豆腐(とうふ)を入能々/煮(に)   蓋(ふた)を入て石にておしをかけ一/夜(や)置(おき)て切るべし       《割書:うんどんとうふ|そうめんとうふ》の伝 一 豆腐(とうふ)を布(ぬの)に包(つゝみ)て能(よく)水を切(きり)毛(け)すいのふにてこし葛(くず)の粉(こ)を入