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あたをむくふわとの【吾殿=おまえ】いかでふせがざるやと工藤
きゝもあへすをのが刀をぬきて起(をき)あがらむと
せしを祐成きりぬ時宗も又きりぬいつゝみつ
の年より何事をかねがひつるとておどりはね
てきりけるまゝに工藤が身いくきだ【注】になりてか
しにけむちかくふしたる王藤内もきられぬ
そのゝち目をさましたる家の子ども夜うち
ぞといひさはけば此たび右大将家にしたがひ
来し諸国の武士いであつまりて兄弟とたゝかふ
【注 物の切れ・刻み目を数える語】