← 前のページ
ページ 219 / 461
次のページ →
翻刻
五百余騎次に仁木 頼章(よりあきら)が七百余騎次に千 葉(ば)宇
津 ̄の宮が五百余騎次に細川 讃岐(さぬき)のかみ頼春が
七千騎おの〳〵馬にあせしほこさきをくだく正
行物のかすともせず鷹(たか)のごとくにあかり虎(とら)の
ごとくにたけし師直が陣さゝへ【支え=応戦して食い止める】ずにげて八幡(やはた)
をすぎ京に入もおほかり師直あやうし上山
六郎と云もの正行をあざむきてわれ師直ぞと
いひてうたれぬ師直があやうきをすくひてなり正
行まことの師直ぞと思ひ上山かくびをとりていと