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いたうよろこびけるが師直猶ありと聞ていかりて
又すゝみけるに高の播磨(はりま)のかみがつはもの五十余人た
ちまちに死す師直いよ〳〵あやうしこゝにつくし
人の中に弓に名をえし須(す)々木の何かしありてし
きりにはなちて矢五つまでそ正行に射(ゐ)たてけ
る正行心たけしといへど身その矢にたへずかなしき
かないたましきかな弟の正時と心ゆくばかりさしちがへ
てふしぬ年わづかに二十五正平四年の春正月五日
なり天下しるとしらざるとあはれ父が志を