Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - ページ 263

ページ: 263

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  がゆへなるべしある人とふうねめおとこの   墓にはいかで庵(いほり)【注】せざるいはくしりがた   しされどこゝにおもふ事ありいにしへは   人死して妻などのなげきはさもあらで   賢(かしこ)き友たゞしき臣下(しんか)などのふかくした   ひかなしめるを死せる人の面目(めんぼく)とすさる   ゆへに心ある女はおとこの死をかなしめる   ことわか親や子にはおよばず魯(ろ)の敬姜(けいきやう)   が穆伯(ぼくはく)の喪にはひるのみ哭(こく)し文伯の喪に 【注 「庐」は「廬」の俗字。ここでは常用漢字の「庵」を使用】