Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - ページ 318

ページ: 318

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屋にこもり居てをのが方へは帰ることなく人を も見ずしてぞありける母やみてしにける時も 又しかりしば〳〵仏事をなしてたからをおし まずあるひは里人のきはめてまづしきをにぎ はしあるひはよるべなきものゝうへこゞへをすくへ りみなうせし父母が後世(ごせ)の安楽をいのりてなり 世の人つたへていふ冨士のいたゞきにのぼりいたれば 現当(げんとう)【現世と来世】二世の利益(りやく)ありとこれによりて年〳〵夏 の日をまちてのぼる人おほかり此孝子のぼらん