Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 4520 - ページ 447

ページ: 447

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内にとらはれてあしかせなどいふ物に身をくるしめ 居けり道悦むすめあり名をは亀(かめ)となんいひて 年は十にふたつばかりぞあまれる父か此こと をいたうなげきそのくるしみをおもひやりて 身ををくに所なげなり夏は蚊のこゑのしげくわつ らはしきに母とはらからは帳(ちやう)はりていぬる【寝ぬる】ををの れはひとり帳の外(と)にのみいねて父のひとや【牢獄】の内に おはしてい【寝】をやすくもしたまふまじきをわれ家に ありていかでゆたかにはいぬ【寝ぬ】べきといへりみ山も