翻刻
《割書:料|理》献立部類集序 奈良女子髙等師範學校
鯉(こい)のあつ物(もの)を食(た)へる日は其(その)鬢髪(びんはつ)そゝけずと
いへる古語(ふること)も宜(むへ)なり世(よ)に料理(りやうり)の書(しよ)とてあらは
す所(ところ)さま〴〵おほかる中/其組(そのくみ)まじへ見/安(やす)からず
して梓(あつさ)にはりはめたりされと松江(すんかう)の鱸(すゝき)には
紫芽(しげ)のはじかみを用ゆとかやのならひも有にや
今(いま)是(これ)を見あからしめんために部類(ふるい)して朝菜(あさな)
夕菜(ゆうな)庖丁(ほうてう)をとりてくりやに向へる人の便(たよ)り
にもならむか又は其切めを正(たゝ)し其味(そのあぢ)をこま