東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 4

絵本写宝袋 9巻 7之巻 - 翻刻

絵本写宝袋 9巻 7之巻 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

【右丁】 孫博(そんはく) 好で書を読み 道を学ぶ能く 草木をして火 の光りを 生ぜし む水中 を行ども 衣 不沾濡(うるをはず) 山間石壁を 出入すること 穴のあるが  ことし 【左丁】 【句点と思われる「・」を「。」にす。】 張(ちやう)九 哥(か) 宋(そう)の慶暦(けいれき)年中に京師(みやこ)に居れり。冬の時も単衣(ひとへもの)を着するのみ。燕五是を 奇とす嘗(かつ)て召て与(とも)に飲む。後五に見て曰 遠(とを)く遊(あそば)んとす故に来て別(わか)る。吾 小枝(せうき)あり王を悦(よろこは)しめん乃(すなは)ち羅(うすもの)を取て重(かさね)畳(たゝん)で 剪(きつ)て蝶の状(かたち)を なす剪るに 随(したが)ひ飛去て  天日を    遮(さへぎ)り蔽(おゝ)ふ少頃(しばらくあつ)て 之を呼べは皆   来り復(かへつ)て   元(もと)の羅(うすもの)となる