翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

火水風災雑輯. [2] - 翻刻

火水風災雑輯. [2] - ページ 31

ページ: 31

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【枠内】  □元四季太夫  □元常太夫    三 □元一途 □元太イ兵衛    火の元硫黄太夫     火の元安次  □元水勇喜太夫  火の元者名太夫  ツ  火の元専一  □元志津カ太夫  火の元消寿太夫     火の元順次            火の元長夜太夫  □ □元千歳          □元居□□太夫  正シ木所 竈本平吉  大屋次橋角 【本文】   老まち      老まち 〽抑(そも〳〵)町のきびしき事(こと)万国(はんこく)にすぐれしう はつとうのおもむき千ねんの御(ご)しゆ意(い)を増(まし) て古今(ここん)の触(ふれ)をなすあま国(くに)かい帳(てう)ありし時(とき) 天(てん)俄(にはか)にかきくもり大風(おゝかせ)しきりにふきしかば みんな風(かせ)をふせがんと小町(こまち)の大屋(おゝや)よりたかり この町(まち)たちまち大切(たいせつ)となり水(みづ)をくみまき ちらして小(こ)まど障子(しやうじ)をふさぎてそのかぜ を防(ふせ)がさせしかばみんな大義といふ事(こと)を仰(おふせ) くだし給いてより町を大義(たいぎ)と申(もふ)すとかやかよふ にめでたき町(まち)まちて飯食(めしくう)ひまもゆだん なくきのふもけふもせい出(だ)して火事(くわじ)をふせぎ の金棒(かなほう)割竹(わりたけ)のおともたへせぬきん銀(ぎん)しゆ玉(ぎよく) どう〳〵どつと町 中(じう)へ御(ご)ほうび下(くだ)さる御代こそめでたけれ