翻刻
【上の資料】
世なか 吉原せけん
〽火の元きひしき 火の用心
地主はめいわく 家主ぐる〳〵
名ぬしで サアキ なせ
かなぼうじやら〳〵
□と〳〵〆こで 木戸〳〵あいこで
拍子木かち〳〵 四月はおしまい
らく寝で さアきなせ
【下の資料】
嘉永五年みつのえの正月十五日ヨリ勤暦凡百五日
大せつ明の方 此方にあたり ゆだんすべからず
大そうねの方 ばんちう四月まで ふさがり
大せい廻り方 此方にむかひて しつ礼をせず
とき〳〵 うち
火の用心 あけの方之廻り 金棒
万よし むまい
たいていあさ方 此ときにあた ひざがわりよし
へうし木触方 此音にて大火をたかず 但まぎらはしき音求ず
いへぬし心得方 ぢぬし方にむかひて はんてん代等とらず
たなばん夜明方 舟こぎはじめ わろし
てうないおや方 此方にたのみばん 万よし
卯 ら〳〵ろじ 六ツ限り
辰 あとへ すけばん
巳 まいものだす より早く みやくをとり
乙 通一丁目
午 く□ふ 御ほうび
未 ウ当分 火事さた なし
申 若町拍子木 早仕舞
酉 こむものは 龍こしや
戌 もねら れず
亥 せいのよい 店火けし
癸 室町一
子 ること 堅無用
丑 みつに たき出し
寅 れるものは 昼夜番せん
臨時奉公 春は小間 夏はよし
秋はばん 冬はいや
正月 ヨリ町役人用 大
二月 町入用小間高廣 大
壬【閏?】月 モ恐れる小間勘 小
三月 詰番眠ツ 大
四月 番御免仕 大
五月 小間割りばん 小
六月 テモホヤウシヤ 小
七月 水桶クサレシ 大
八月 サゾ用水デ数多かりや 小
九月 カニ家主よし 大
十月 ヨリ番屋はん 小
十一月 店番人兼 大
十二月 弥水ノ手けん 小