翻刻
【上の資料】
大坂上町出火 頃は十一月廿九日未之下刻西北
角より西風強く船越町出火致し骨屋町北革
屋町つり
がね町南
かわやけ
る南にて
平の町筋
北かわ焼
同様亥之
刻しづま
り人とあん
とのおもへ□
なし
【地図は南が上になっている】
【下の資料】
口上
町々御機嫌克 昼夜(ちうや)無御 草臥(くたびれ)被成御廻り提(てう)
灯(ちん)に奉存候随而私義此度別 製司(せいじ)工風仕小金餅
は施行糖(せぎやうとう)龍(りう)こしやお釜(かま)おこし鳶(とび)のらくがん
仕込入念精々相廻り申候間 金棒(かなぼう)じやら〳〵敷
御風町の程奉希上候以上
【お品書き札風】
龍こしやお釜おこし 《割書:目ざ|まし》鉄棒おこし
鳶のらくがん 水の手店子もち
入用かさくみもち 地主なんじう
金持あんしん落雁 割竹甘処とう
夏をまつ風 見張恵の月
右之外番屋御進物もの風烈御火なし家主居り詰両町橋詰等
御座候間御用被仰付可被下候
御製司 太平糖 浪華やき
右之品別而御評判高く御座候
【のれん】極製 夜中ひるこ
諸町通一丁目角
江戸 御火事製司所 風烈堂
水越播磨大掾
十月一日似世びらき当日より麁粥さし上申候