翻刻
【上段】
町数凡千五百丁程△橋数六拾所余
方角場所附 土蔵の数凡二千三百二十四五
大舟凡■五十そう其外小舟数多
合印
▮ 御上屋敷
▲ 御中屋敷
● 御旗本様
御救小屋
一土橋久保丁置
一ヵ所
一すきやがし
同
一ときはばし
々
一かまくらがし
々
一すぢかひ外
々
一四日市
々
一つきぢ
二ヵ所
一北八丁堀松や丁
々
一両国広小路
一ヵ所
都合十一ヵ所
夫人として考なきは人に
あらず江戸大火と聞
てハ国々親兄弟のなげき
いか斗ぞや是一時も早く
安否をつげ知らせあんど
させべき事第一也さても
文政十二丑のとし三月廿一日の
朝四つ半時比ゟ西北の風
【下段】
夫人として考なきは人にあらず江戸大火
と聞ては国々親兄弟のなけきいか斗か
ぞや是一時も早く安否をつげしらせあん
どさせへき事第一なり頃は天保十四年
十二月廿七も夜八つ時頃西北の風はげしく
かぢばし辺ゟ出火いたし五らう兵エ丁たくみ丁たちうり
弓丁新肴丁弥左衛門丁こんや丁不残すきや丁
山下丁南なへ丁滝山丁守山丁惣まき丁内山丁
山王丁さへぎ丁かゞ丁八官丁より合丁山城丁
つくば丁左兵へ丁丸や丁土橋にて留る又一口は升丁
すみ丁ぐそく丁金六丁水谷丁南八丁堀あたり
かしにて留飛火木挽丁松村丁堀田様
新庄様伊達様 様半分板倉様半分
焼る一口は京橋銀座不残尾張丁竹川丁いづ
も丁新橋にて焼留る尻火にて南かぢ丁片
かは南伝馬丁鈴木丁いなば丁ときは丁柳丁にて留る
【図中地名其の他】
外神田 いつみはし 新し橋 浅くさ御門 柳ばし
両国橋
元柳はし
大橋同
永代橋
筋違御門 もくらつら 此所先御屋敷残る やなぎはし
すだ丁 今川はし
神田橋御門 ときははし御門 龍かんばし 鎌くらかし
白かね丁 石丁 本丁
ごふくはし御門 一之はしのこる残る
日本はし 江戸ばし あらめばし 芝 居 ふきや丁 さかい丁 永久はし 旲らん橋
かぢはし御門 此所草穴や一けん残る 通り丁 申橋 しんば
かいぞくはし 中のはし 越中はし みなとはし 松やはし 八丁堀中のはし
しん川 亀崎はし れいがんじま みなみ丁
びくに橋残る すきやばし 京ばし通 銀ざ丁
山下御門 土はし
新橋 □坂様此までやけ止る
つきぢ 西本願寺御門跡 河原さき芝居 こひき丁
汐留橋 五丁目 四丁目 きのくにばし 半くさはし いなりはし 稲荷
佃嶋