翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻34-36 - 翻刻

本草図譜. 巻34-36 - ページ 44

ページ: 44

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【右丁】 一種 さるのせうが  ひろうと   しのふ《割書:江|戸》  根(ね)は骨砕補(こつさいほ)《割書:せいれう|かつら》に似(に)て  細(ほそ)く毛(け)少く葉(は)は貫衆(くわんしゆ)  《割書:やまそ|てつ》に似(に)て軟(やはらか)く短(みしか)き毛(け)  多(おほ)し 【左丁】 一種 しのふ  海州骨砕補(かいしうこつすいほ)《割書:証類本|草の図》  処々 深山(みやま)の木石に生す根(ね)は  筆(ふて)の管(ちく)の大さ蔓延(まんゑん)す褐(うるみ)の  毛(け)あり葉(は)は海金砂(かいきんしや)《割書:つりし|のふ》の梢(こすへ)  の葉(は)に似(に)て細密(さいみつ)なり冬月(ふゆ)葉(は)  凋(しほみ)て根(ね)枯(かれ)す 一種  尾州(ひしう)より来(きた)る物(もの)  葉(は)の頭(かしら)叉(また)をなし  魚(うを)の尾(を)の如(こと)し俗(そく)  に獅子(しゝ)といふ 【版心の中央部】 しのふ 【十四行目のルビ「こつすいほ」は「こつさいほ」ヵ】