Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

. Japonais 5628 - 翻刻

. Japonais 5628 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

ましはり感(かん)じて生(しやう)ず此国の主(しゆ)【「ぬし」と左側に傍訓】として民(たみ)みな したがふ白鹿(はくろく)の生ずる廿五 世(せ)を貼木真(てうほくしん)と名づく 是大 蒙古(もうご)と云(いふ)。ひそかに帝王(ていわう)と称(せう)す。是より 四 世(せ)の孫(そん)【「まこ」と左側に傍訓】忽必烈(こつひつれつ)【「れツ」と左側に傍訓】すでに。中国の天子(てんし)となれり 国人つねに猲(かつ)をこのみて。羊馬野鹿(やうはやろく)【「ひつしむま しか」と左側に傍訓】の皮(かわ)を 衣(ころも)とす 巴(は) 赤(せき) 国(こく) 此国人 つねに林(はやし)木(き)のうち に住(すまい)して。田をつ くる。又馬をいだし あきなふ。応天府(おうてんふ) よりゆく事一年 にして此国に      いたる