← 前のページ
ページ 28 / 118
次のページ →
翻刻
わきいでずといふ
近(きん)
仏(ひつ)
国(こく)
此国東南海のほ
とも【「り」の誤記ヵ】に有。此国
野嶋(のしま)の蛮賊(ばんぞく)
おほし麻羅奴(もらと)と
名(な)つく商人(あきんど)の
舟(ふね)其国にいたり
ぬれば。国人むら
がりあつまりて。是をとりこにし。大なる竹(たけ)をも
つつ【「つ」の重複ヵ】てさしはさみて。やきころしくらふ。人のかし
らを食物(しよくもつ)のうつはものとす。父母(ちちはは)死(し)する時(とき)は。一 類(るひ)
あつまりて。鼓(つゝみ)をうち。ともに其(その)肉(にく)をくらふ。是